干し柿づくりのいきさつとシュトーレンの食育

2026.02.12

今月のブログは昨年11月、12月に行った食育をご紹介します!

いず海第一こども園では、毎年寒くなると年長組さんと干し柿作りを行います。

皆さんは「干し柿」にどんなイメージをお持ちでしょうか・・?

私は、おばあちゃん家にあったな・・作るのが大変そう・・見た目がしわしわ(子どもの頃は茶色×見た目のしわしわ感が苦手で食べられなかったです(笑))

くらいのイメージしかありませんでした。

干し柿を食わず嫌いのまま大人になり・・(笑)

そんな中たまたま古本市に行き、「ふみばあちゃんのほしがき」という絵本を発見!

自分の子どもが欲しがったので買って帰り家で読んでみると、

その絵本の中にはこう書かれていました。

「干し柿はふしぎだ。渋い柿の渋のもとを風と太陽が甘く変えてしまう。干し柿は昔々から作られてきた。ずっと同じ作り方で。」

“ふみばあちゃん”の作る干し柿を楽しみに待っている人のために丁寧に作る様子が描かれていて、「干し柿作りって面白そう!」「食べたい!」と思わせてくれる絵本でした。

子どもの頃、甘柿と渋柿を間違って食べてしまった時の衝撃が忘れられず、あんなに渋い柿が甘くなるなんて信じられない!作ってみたい!という気持ちがムクムクと沸き上がり・・・

いざ自宅で作ってみると想像より簡単にでき、柿が変化していく様子が面白く、

何より美味しい!!

ねっとりとやわらかく、柿の甘さが凝縮され、一瞬で大好きになりました!

栄養価を調べてみると、

・食物繊維で腸内環境改善

・βカロテンで風邪予防

・カリウムでむくみ解消

・タンニン(柿の渋み成分)の抗酸化力

などなど嬉しい効果がたくさん!

これは園児たちと作りたい!味わってもらいたい!

こんないきさつがあり、いず海第一こども園では干し柿の食育を数年前から行っています。

★作り方★

  • 柿の皮をむく

※子どもたちと一緒に皮むきをすることもあります♪

  • 熱湯消毒
  • ひもでくくり、約1か月間干す

柿は園庭に干し、子どもがいつでも様子を見られるようにしています。

干している間、カビないようにアルコール消毒をし、甘さが均一になるよう日の当たる位置を変え、手でもみます。

だんだんと様子の変わっていく柿は、見ていて面白いです!

子どもたちも「ちっちゃくなってきた!」「いつ食べられる?」と、興味津々!

干してから一か月、いよいよ干し柿が完成しました!

子どもたちは食べられる日をずっと楽しみにしてくれていました(^^♪

食べる前には絵本を読み、パワーポイントでスライドも作成し、子どもたちに説明します。

完成した干し柿はみんなでおやつにいただきます!

子どもたちに干し柿を食べたことがあるのか聞いてみると・・・家庭で干し柿を食べたことのある子は半数程度、祖父母宅で食べることが多いようでした!自分自身が干し柿を食べられなかったので、食べたことがあるなんてすごい!

干し柿を食べられるか心配していましたが、みんな何回もおかわりしてくれて、10個以上あった干し柿はあっという間になくなりました!

干し柿が出来上がる頃はちょうどクリスマスなので、

干し柿をたっぷり入れたドイツのクリスマス伝統菓子「シュトーレン」も作り、みんなで食べました。

今年は、卵とナッツ類のアレルギー児がいたため、卵・ナッツ類不使用のシュトーレンです。

※ラム酒不使用、子ども向けのシュトーレンです。

シュトーレン食べたことのある子はあまりいなかったです。市販品は洋酒をつかっていることが多いからでしょうか?

「シュトーレンは横から見ると雪が降った山に見えるんだよ!」と話すと、みんなシュトーレンをじっと見つめ、雪山を想像中・・・その様子がとてもかわいかったです(^^♪

「クリスマスケーキこれがいい!」「めっちゃおいしい!」

と大好評でした♪

シュトーレンをみんなで食べたのがちょうどクリスマスイブ☆

給食の先生たちからのクリスマスプレゼントになったかな・・?

これからも、子どもたちに楽しみにしてもらえるような食育を行っていきます!

             いず海第一こども園 担当 松本